季节は秋へ
阳の光はまだまだ强いものの、夏ではない地の风と天の色。
食育体験も、毎回色を変化させてジワジワと秋へと进んでいます。
昨日は我が家の周りにあふれんばかりにある竹を使って文字通り色々なことをしていたのですが、
みなさんの1本の竹をそれぞれに変化させている様をみながら、なんだかこちらが新鲜な気分の午後のひととき。
夕暮れ顷にみなさんを见送ってから现れた空と云の色は、なによりの私にとってのごほうびです。
今、大豆は花が満开で、育って豆になったのち、塩と麹と时间の中で1年半をかけて味噌になる。
大豆の花は大豆の花だけでは、味噌にはなれなくて
それと同じで、ココロも自分ひとりでは育てないんだよ。
期日までに提出できなかった宿题の読书感想文を前にしてあえぐ娘にそう声をかけると、
ボロボロと泣いたあと、铅笔を握り、ココロを文字にし始めた叶月も间もなく终わります。
长月はじめの2日间を、これほど有り难いと感じた夏休みも珍しく、
その美しさを夸示することもなくひっそりと咲く大豆の花の谦虚さに
だからこその生きる覚悟をおぼえさせてもらうのでした。