南昌(ナンチャン)は中华人民共和国江西省の省都である。総面积7402.36 平方キロ、市区面积617.07平方キロ、人口约450万人、市区人口约140万人(2003年)。二千年の歴史を有し、国家歴史文化名城に指定されている。
地理
江西省中部偏北、赣江、抚河下流に位置し、中国最大の淡水湖である鄱阳湖に临む。全境、平原を主とし、西北には丘陵が起伏する。全市の平均海抜は25メートルである。西部は西山山脉となり、最高点は梅岭主峰の洗薬峰で海抜841.4メートルである。
歴史
滕王阁纪元前202年、汉高祖刘邦は頴阳侯灌婴に命じて南昌一帯を驻守させた。翌年、灌婴は部下を率いて今の南昌駅东南约4キロにある黄安寺附近に土城を筑き、灌城と称した。これが南昌建城の始まりである。后に灌城は南昌と呼ばれるようになった。「昌大南疆」の意味がある。7世纪半ばに建てられた滕王阁は、几度も破壊されたが再建され、江南の三大名楼として知られる。
1927年8月1日、周恩来、朱徳、贺龙、叶挺、刘伯承らが世界を震撼させた武装起义(南昌起义)を指导し、南昌は中国人民解放军诞生の地となった。この日は中国の建军记念日として祝日になっている。
経済
南昌は江西省最大の工业都市であり、新中国最初の飞行机、最初のトラクター、最初のオートバイ、最初のミサイルがこの地で诞生した。改革开放以来、飞行机制造、自动车制造、冶金、电机、纺绩、化学工业、医薬品などの工业が発达し、情报产业やバイオテクノロジーなどの新产业も兴っている。